そもそもEXFolderとは

• グループフォルダ内の特定の曲だけを選曲可能にする特殊フォルダ機能です
• つまりボスフォルダ

• EXFolder専用の背景や選曲BGMの設定が可能

Q&A

EXFolderに対応しているテーマ

• ※CyberiaStyleはwaieiと互換がありますが、完全に同じではありません。

EXFolderに移動する方法

• 事前にGroup.iniを作成、EXFolderの設定がされているグループフォルダのみEXFolderに移動することができます。

waiei1

• Finalステージ（EVENTモードの場合はクレジットオプションで設定したステージ数）でAA以上の判定を取ると次のステージの選曲画面で以下の画像が表示されます。

• この状態でSelectと↑を同時に押すとEXFolderに遷移します。
• Selectと決定ボタンは違うボタンです。キーコンフィグで設定できますので確認してください。
• waiei2/D3NEX MAXIMUMでは画像のような表示はされませんが、同様の操作でEXFolderに遷移することができます。

waiei2 / D3NEX MAXIMUM

• Finalステージ（EVENTモードの場合はクレジットオプションで設定したステージ数）でAA以上の判定を取ると次のステージの選曲画面でEXFolder移動用の項目が表示されます。

• この項目を選択するとEXFolderに遷移します。

CyberiaStyle

• EVENT MODEをOFFにして、1クレジットあたりのステージ数を3以上に設定します。
• FinalステージでA+以上の判定を取ると次のステージの選曲画面で特殊フォルダ移動用の項目が表示されます。

• この項目を選択し、警告メッセージで「はい」を選択すると特殊フォルダに遷移します。

Group.ini作成手順

#Extra1List - 曲登録

• 今回は下記画像のグループから HELP / H324 / H368 / H400 / H500 の5曲をEXFolderに設定します。
• まず、group.iniを作成します。

• 次に、group.iniを開き、以下のように書き込みます。

#Extra1List:
help:
h324:
h368:
h400:
h500;

または

#Extra1List:help:h324:h368:h400:h500;

• ここで指定するのは曲名ではなくフォルダ名です。
• 曲名だとたまに被っていることがあるのでフォルダ名にしています。
• これでボスフォルダ曲として登録されました。

#Extra1LifeLevel - ゲージ状態設定

• この状態だと、通常のライフモードでプレイすることになります。
• せっかくのEXFolderなのでライフ制等でプレイしたいこともあると思います。
• そこで、group.iniに#Extra1LifeLevelを追記し、ライフ情報を設定します。
• 注意：同じパラメータを複数定義しても、1つしか認識されません。

#Extra1LifeLevel:4;

• 上記の場合、4ライフの状態になります。
• そのほか、設定できる値には以下のものがあります

通常ライフ／ミス時減少量増加

#Extra1LifeLevel:Normal;
#Extra1LifeLevel:Hard;

ライフ1～10

#Extra1LifeLevel:1;
#Extra1LifeLevel:2;
#Extra1LifeLevel:3;
#Extra1LifeLevel:4;
#Extra1LifeLevel:5;
#Extra1LifeLevel:6;
#Extra1LifeLevel:7;
#Extra1LifeLevel:8;
#Extra1LifeLevel:9;
#Extra1LifeLevel:10;

強制PFC／MFC

#Extra1LifeLevel:PFC;
#Extra1LifeLevel:MFC;

以下の書き方でも強制PFC／MFCになります。

#Extra1LifeLevel:W2FC;
#Extra1LifeLevel:W1FC;

特殊ゲージ

#Extra1LifeLevel:NoRecover;
#Extra1LifeLevel:HardNoRecover;
#Extra1LifeLevel:Suddendeath;
#Extra1LifeLevel:Ultimate;

※Ultimateは最新のwaiei1とwaiei2/D3NEX MAXIMUMのみサポート

#Extra1Background - 背景

#Extra1SelectBGM - BGM

• EXFolderの選曲画面では、専用の背景・BGMを指定することが出来ます。
• 背景の対応形式は png/jpg/jpeg/gif/bmp/lua です。
• 画像を使用するときは縦・横のサイズ（ドット数）を必ず4の倍数にしてください。さもないと警告メッセージが表示されます。

（背景画像）

• いちいち画像・サウンド用フォルダを作る必要はないのですが、グループバナーと誤認識されることがあるので作っておいたほうが無難です。
• #Extra1Background / #Extra1SelectBGMパラメータを使用して背景・BGMを拡張子ごと指定します。
• サウンドファイルは、ファイル名の最後に(loop)と入れておくことでループ再生されます。

#Extra1Background:_ex/ex1bg.lua;
#Extra1SelectBGM:_ex/bgm (loop).mp3;

#Extra1Type - フォルダタイプ

• EXFolderが数曲から選ぶフォルダタイプか、強制的に決定するソングタイプか設定できます。

複数曲から選曲

• #Extra1Listで設定した曲から自由に選択できます。

#Extra1Type:Folder;

強制的に曲を指定する

• #Extra1Listで最初に設定した曲が設定されます。

#Extra1Type:Song;

#Extra1Songs - 楽曲出現条件

• それまでのステージの成績によって、出現する楽曲を変更することが出来ます。

#Extra1Songs:
楽曲フォルダ名1
|条件1>期待値>期待値以上か以下か
:
楽曲フォルダ名2
|条件1>期待値>期待値以上か以下か
|条件2>期待値>期待値以上か以下か
;

• たとえば楽曲「HELP」は前のステージでAAA判定以上を取得したときだけに出現するように設定するには以下のようにします。

#Extra1Songs:
help
|LastGrade>1>-
;

|LastGrade>1>-

• この部分は条件「最後に取得したグレード」、期待値「1（AAA）」、以上以下「-（以下）」となっています。
• つまり、「最後に取得したグレード」が「AAA」「以下」の時に出現ということになります。
• ここで注意なのはグレードの場合、期待値を「AAA」等文字で指定することが出来ません。
• StepMania 5 Lua InformationのEnum→Gradeに記載されているValueのほうの数値を指定する必要があります。

• Gradeと数値
• AAAA→0
• AAA→1
• AA→2
• A→3
• B→4
• C→5
• D→6
• E→20

• 条件の部分には以下のものを指定できます。

• さらに条件の部分に -難易度 とつけることで、特定の難易度だけ出現条件をつけることが出来ます。
• 難易度は内部で扱われている Beginner / Easy / Medium / Hard / Challenge を使用します。

例：楽曲「HELP」のCHALLENGE譜面は前ステージで93%以上のダンスポイント（％）を取得したときだけ出現

#Extra1Songs:
help
|LastPDP-CHALLENGE>93>+
;

• 複数条件を指定した場合、全てを満たしておく必要があります。

例：楽曲「HELP」のCHALLENGE譜面は前ステージで93%以上のダンスポイント（％）、250Combo以上取得したときだけ出現

#Extra1Songs:
help
|LastPDP-CHALLENGE>93>+
|LastCombo-CHALLENGE>250>+
;

ジャケット／バナー／表示タイトル／文字色変更

• EXFolderのときだけ異なるジャケットにしたり、曲名を伏せたりすることが出来ます。

例：楽曲「HELP」のジャケットとバナー、表示タイトルを変更

• 事前準備：_exフォルダ内に画像を用意しておきます。

• group.iniの#Extra1Songsを編集します。

#Extra1Songs:
help
|Jacket>_ex/test_jacket.png
|Banner>_ex/test_banner.png
|Title>BOSS
|Artist>???
|Color>1.0,1.0,0.0,1.0
;

ランダム分岐

• 同じタイトルなのに途中でVer,A/B/Cと分岐するタイプの曲を設定することが出来ます。
• 前述したジャケット＆バナー＆タイトル書き換えを使用することで一見分岐曲と思えない外観にすることが出来ます。
• #Extra1Listで分岐するうちの1つを登録しておき、後の分岐パターンを#Extra1Songsで登録します。

例：楽曲「HELP」を選曲すると、「HELP」「H324」「H368」の中からランダムで選ばれる。「H324」「H368」は通常表示されない

#Extra1List:help:h400:h500;
#Extra1Songs:
help
|Random>help>h324>h368
|Jacket>_ex/test_jacket.png
|Banner>_ex/test_banner.png
|Title>BOSS
|Artist>???
|Color>1.0,0.0,0.0,1.0
;

#Extra2XXXXXX - Ex2Stage定義

• EXFolderをAA以上でクリアすると、Ex2ステージに進むことが出来ます。
• ※CyberiaStyleは条件が異なります。
• #Extra1XXXXXXが#Extra2XXXXXXに変わっただけで、基本的に記述方法は同じです。
• Ex2の定義がされていない場合、Ex1ステージが終わるとEXFolderを抜けます。

各コマンドで指定できるパラメータ一覧は下記ページをご覧ください。